

こころthe士業でセミナーを行いました
2017年10月28日(土)午後1時から2時間、セミナーを行いました。 NPO法人 こころthe士業の第90回定期勉強会 会場:横浜市市民活動支援センター セミナールーム1 テーマ 「事業承継と労働問題」 〜社会保険労務士に求められる関与とは〜...
「募集設立」は普通行わない
会社の設立の方法には、発起設立と募集設立という手続があります。 発起設立は、発起人だけが株式を手に入れられる形の設立方法、募集設立は、発起人以外も株式を手に入れられるようにする形の設立方法です。 いろいろ手続の違いはあるのですが、要するに募集設立は、発起人以外の人が関わって...
システム・ソフトウェア開発は役割分担が大切
システム・ソフトウェア開発は、開発業務を丸投げして勝手に完成してくれることはなく、きちんと役割分担をしておかなければなりません。 その実態を理解して契約書を組まないと、問題が生じます。 特に単なる業務委託契約は、ひな形どおりだと、いわゆる「丸投げ型」の請負契約になっているの...
タスク管理の方法を考えているが悩みが多いという話
今年末に、新人が当事務所に加入します。 その関係で、「新人の業務のタスク管理」を教えることになりそうです。 ただ、タスクの管理方法は、人それぞれのような気がします。 薦められた方法では合わず、いろいろ試した結果、私は、Todoistというアプリで管理することにしました。...
賃借人を追い出すのは難しい
賃料を払わないからといって、賃借人を家から追い出すのはなかなか難しいです。 日本は、借家文化があり、家を失うリスクを減らすため、「借地借家法」などで、賃借人の地位を保護してきました。 その賃借人保護の思想の一つが、解除の際の「信頼関係破壊の法理」と言われるものです。...
弁護士の報酬はタイムチャージだけなのか
たまに質問されることです。 タイムチャージって、私自身はあまり好みません。 なんか、能力ない人であればあるほどお金がかかるわけですよね? それって、納得しにくいんじゃないかなと思っています。 いくらかかるかも分からないですよね?...
会計で経営判断することは「責任を負わないようにする」ための予防策
よく、「レバレッジを考えると、こうしたほうがいい」とおっしゃられる経営者の人に出会います。 一方で、「いまは、これをしたほうがいい」と、市場の状況を判断し、会計の状況を踏まえず経営判断される経営者の方にも出会います。 どちらが伸びるかと言われると、後者のほうが伸びているよう...
「経営判断原則」は違法リスクを引き受けるためには働かない?
「これ、違法かもしれないけど、やってみようか」 こう思いながらビジネスをすることはあり得ます。 会社法には、「リスクを引き受けて経営することは当然」ということで、経営判断原則(ビジネスジャッジメントルール)というものがあり、経営者としてあり得る経営判断であれば許される(=役...
代理店取引において独占禁止法で問題となりうるポイント
海外の商品を日本に売り込むとき、また日本の製品を海外に売り込むとき、代理店の手法が使われることが多いです。 ただ、代理店というのは、独占的な権利を与えたりする関係で、独禁法と密接に関わります。 再販価格拘束、競争制限、リベート、抱き合わせ、差別的取引、並行輸入阻害、優越的地...
理由なく「〇〇には一切相続させない」とだけ書く遺言は割と迷惑だという話
遺言もたまに見ます。 遺言で、たまに「あ、これ面倒だな」と思うものがあります。 その一つが、相続人廃除です。 廃除というのは、法律の制度で、ある相続人の相続権を奪う制度で、裁判所の判断が必要です。 (遺言による推定相続人の廃除) ...