懸賞広告の悩み
「本契約を申し込んでいただいた方に、抽選で現金★万円・金券★円分プレゼント」なんていう広告をよく見かけます。 この手の広告は、不当に顧客を誘引する可能性があるとのことで、景品表示法で規制がされています。 たとえば、このような「一般懸賞広告」と呼ばれるものは、いかなる場合も上...
インサイダー取引違反の場合の株式売却の効力
インサイダー取引に違反した場合の売買の効力はどうなるのでしょうか。 結論からいえば、売買の効力自体は否定されないといえます。 インサイダー自体、刑事罰もありますが、民事上、あえて売買を無効にしなければならない要請がないからと言われています。...
仲裁にするとどのくらい費用がかかるのか
国際仲裁は、執行がしやすいなど、メリットはあります。 (※ニューヨーク条約があるため。裁判所による裁判だと、中国などでは執行できない) しかしながら、仲裁のコストは高いといえます。 訴額(≒争いになっている請求権の金額)が100万米ドルだと、...
契約書のチェックの基本は、双方義務の有無の確認
相手方から渡された契約書のチェックをする際、まず確認しなければならないのは、「契約双方にとって対等な契約なのか」という部分です。 たとえば、こんな場面です。 ①契約書の守秘義務の条項が、相手からこちらに渡される情報だけに限定されているような場合。...
ブログの連載の分散について
現在、弁護士杉浦智彦は、2つのホームページの運用、1つのホームページの新規立ち上げを計画しています。 その関係で、 ・月・木は当ブログで投稿 ・火・金は事業承継のブログで投稿(https://shoukei-houritsu.net/) とさせていただければと思います。...
M&Aのときになぜ公取委へ届け出が必要なのか
M&Aのとき、公正取引委員会へ届け出をしなければならず、そのゴーサインが要求されています。 銀行の合併のときなど、よく報道されているだろうと思います。 最近だと、第四銀行・北越銀行のM&Aのときの公取委の審査結果報道が有名だろうと思います。...
機密保持契約のひな形は3種類用意しておくのがよい?
秘密保持契約(NDA)のひな形は、三種類用意しておくのがよいと言われています。 具体的には次の3つです ①情報を主に開示する側になる場合のNDA ②情報を主に受領する側になる場合のNDA ③情報を開示・受領をすることになる場合のNDA デフォルトである③を作成し、...
パソコンからと紙とではチェックの精度が違う?
最近思うことですが、パソコンの画面では見つからない誤字脱字が、 なぜかプリントした紙なら発見できることがあります。 みなさんも経験されたこと、ないでしょうか。 ものの本によると(真偽の程は定かではないですが)、対面だと批判的に物事を考えにくくて、一方、上から下に見ると批判的...
中村秀雄ほか『国際交渉の法律英語』
今、この本を読んでいます。 https://www.amazon.co.jp/dp/4535522529/ この本、細かい単語レベルのニュアンスまで記載されていて、参考になります。 実は私、単語カードにして、覚えている最中です。 弁護士 杉浦智彦


事業の引継ぎに「働き方改革」は必須?
働き方改革の動きが、いよいよ本格化してきました。 中小機構も、以下の動画をアップロードし始めました。 本気度が伝わりますね。 中小企業の人不足問題もありますが、実際のところ、大企業からの値下げ圧力によって、満足に従業員に給料を払えないというところが現状のように感じます。...