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March 7, 2019

私のところに、よく「A4紙に1~2枚程度で取引契約書を作ってもらえませんか」なんていうオーダーが来ます。

専門家としては、取引の本質部分(たとえば、売買のときの物・値段・受け渡し時期)についてだけ書けばよいなら、それで済むのですが、契約書を作成したいという場合、さまざまなリスクに対応することが想定されているように思います。

「もし、訴えられたらどうしよう」という抽象的な不安から、

「もし、思ってもいないようなことで、不具合を主張されたらどうしよう」ということまで、

いろんな悩みを解消するには、本来はA4の1~2枚に収めることは困難ではありま...

契約書で、よく「★営業日以内に通知しなければならない」みたいな条項があります。

この「営業日」というのは、これまでは銀行の営業日としていました。

なぜならば、銀行法という法律が、営業日を定めていたからで、勝手に休んではいけないということで、営業日が固定化されていたからです。

<銀行法>
(休日及び営業時間)
第一五条 銀行の休日は、日曜日その他政令で定める日に限る。
2 銀行の営業時間は、金融取引の状況等を勘案して内閣府令で定める。
(臨時休業等)
第一六条 銀行は、内閣府令で定める場合を除き、天災その他のやむを得ない理由によりその営業所...

April 9, 2018

契約書の管轄条項で、大きく

・被告地主義(訴えられる側で訴訟提起すべき主義)

・原告地主義(訴える側に近い場所で訴訟提起すべき主義)

の2パターンがあります。

どちらの条項がよいのでしょうか。

これは、実は「場合による」というところです。

もし、責任追及をしていきたい側(たとえば製品の供給を受けている側)は、訴えていきたいでしょうから、原告地のほうが有利でしょう。

一方で、訴えをされたくない側(責任追及を受ける側もそうですし、そもそも訴訟リスクを抱えたくない側)は、被告地主義としたほうが有利でしょう。

いずれの選択をするかは、結局ビジネスのあり方が...

April 5, 2018

(すみません、昨日はバタバタしていて、アップロードできていませんでした)

実は、今日で31歳となりました。

お誕生日プレゼントはどしどし募集しています()

さて、総代理店契約などのときに、Exclusive、つまり独占的な販売権を与えるわけですが、このとき、「最低でもいくらまでは売ってください。売れなかったら引き取ってください」という条項をつけることがほとんどです。

それは、メーカーからすると、他に代理店をつくらないので、もしその代理店の売上が低かったら、商売あがったりなわけです。

そのため、最低販売数量と独占販売権はセットに考えなければなら...

February 12, 2018

相手方から渡された契約書のチェックをする際、まず確認しなければならないのは、「契約双方にとって対等な契約なのか」という部分です。

たとえば、こんな場面です。

①契約書の守秘義務の条項が、相手からこちらに渡される情報だけに限定されているような場合。

②損害賠償や解除の条項が、こちらの違反の場合のみ記載されている

こんな場合には、きちんとチェックしなければなりません。

ただ、これは、ほとんどの企業は判断できるはずです。

そのため、こんな契約書を送ってくるようなところは、割と「ヤバイところ」と思われることが少なくありません。

なお、弁護士が契約書を作成...