個人情報保護の教育はどのくらいのペースですべきか
個人情報を中小企業も取り扱わなければならなくなった今、従業員の教育が大切となります。
「適切な内容の研修であれば、年一度程度の研修でも少ないとはいえない」というQ&Aの回答があるように、年1度は研修を行わなければならないと言われています。
ただ、教育にお金をかけることは、中小企業では難しい場合も多いかと思います。
実際のところは、責任者に外部研修に行ってもらい、その情報を速やかに社内にシェアしてもらったり、社内講師をしてもらうという方法、顧問弁護士に講演をしてもらう方法などになるかと思います。
これらをしなければ個人情報が漏えいしたとき、会社の責任は逃れられないかと思います。
弁護士 杉浦智彦