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昔の書籍のほうが分かりやすいことがある

August 11, 2017

お世話になっている破産法の大御所の先生から「東西シリーズはいいよ」と薦められたので買いました。

 

東西倒産実務研究会編『東京方式・大阪方式 倒産実務研究シリーズ3 破産・特別清算』という本です。

 

 

 

東京と大阪の破産の差を記載したものですが、悩みどころがシンプルに記載されていて、とても勉強になりました(まだ読破できていないのですが・・・)

 

 

こんな感じで、昔の本のほうが、問題点がわかりやすいことが多いように思います。

 

たとえば、民法の我妻栄博士の本もそうです。

 

『民法講義』というシリーズの本は、裁判官・弁護士に長年愛されています。

 

その理由は、「基本がシンプルに記載されている」というところにあるように思います。

 

法律家の業務は、「原則」と「例外」の距離感を見極めることだと思っています。

 

ググって分かるのは、その事例での一つの「結論」であり、それが原則との間でどのくらいの距離があるのかを見極めるのは、至難の技です。

 

それを鍛えるのは、原則がどういうものか、どういう趣旨で成り立っているのか。例外はなぜ例外にしなければならなかったのかを考えることしかありません。

 

だからこそ、弁護士は、難しい司法試験に受からなければならないのだろうと思います。

 

弁護士に依頼する付加価値は、こういう部分なのだろうと思います。

 

弁護士 杉浦智彦

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