VALUの利用規約を解説していく(その3)第2条

第2条のお話です。

第2条 会員登録

1. 本サービスの登録は、電話番号、[公的機関が発行している身分証](注:このカッコは原文そのまま)を持っている者に限って行うことができます。会員が未成年者である場合は、事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得たうえでなければ本サービスを利用することはできません。また、本サービスをご利用の際に仮想通貨であるBTCの入金・出金には、第三者の運営する外部のBTCウォレットが必要になります(当サービスにはBTCと現金の交換機能やウォレット機能がありませんので、お客様のお好きな外部サービスをお使いいただくことになります)。BTCは、法定通貨ではなく、価格変動に伴う損失リスクがあります。本サービスにおいて決済手段としてBTCを利用する前に、BTCの仕組みやリスクについてご利用になる外部の仮想通貨交換サービス業者から十分な説明を受けた上でご利用ください。このほか、当社が必要と判断した場合には、会員に対し、さらに必要な書類又は情報の提供を求める場合があります。

【解説】

身分書がないと参加できないこと、未成年は親の同意が必要ということが規定されています。

あと、ビットコインのサービスに別途契約しなければならないことが規定されています。

2. 本サービスは、米国内ではご利用いただけません。米国法令上、米国国籍保持者・グリーンカード保持者(米国永住権保持者)はご利用いただけません。

【解説】

サービス提供範囲の問題です。

ただ、こういう規定は「日本国内のみ」とされることが多いので、このようなアメリカだけダメというのは初めてみました。

アメリカとの間で、何かサービスのトラブルがあったのでしょうか。

3. 会員登録は、必ず本人が行い、正確な情報を入力するものとします。また、1人で複数の会員登録を行うことはできません。

【解説】

アカウントは一人一個までで、本人が正確な情報を入力しなければならないことが規定されています。

違反した場合は、解除等(会員登録の取り消しなど)の原因になることが考えられます。

4. 次の各号のいずれかに該当する場合、会員登録の申請は承認されない場合があります。また、登録が許可された後でも、登録を取り消す場合があります。

- 第1項に定める要件をみたしていない場合 - 他人になりすまして登録しようとしているまたは登録したと当社が判断する場合 - 登録の際に当社に提供された登録情報の全部又は一部が不正確であり、又は虚偽、誤記、若しくは記載漏れが含まれている場合 - 過去に本利用規約違反等により、利用停止等の処分を受けている場合 - 当社の運営・サービス提供又は他の会員の利用を妨害、支障をきたす行為を行った場合やそのおそれがあると当社が判断した場合 - 未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人又は補助人の同意等を得ていなかった場合 - 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。以下同じ。)である、又は資金提供その他を通じて反社 会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与を行っていると当社が判断した場合その他当社が不適当であると判断する場合 - 情報商材またはそれに類するビジネスに関わっていると当社が判断する場合 - その他当社が不適当であると判断する場合

【解説】

一定の場合に、会員になれないこと、仮に会員になっても取り消されることが規制されています。

なお、

「- 情報商材またはそれに類するビジネスに関わっていると当社が判断する場合」

この条項は、ヒカルさん、ばっちり当たるんで、会社がヤバイ人を入れたからトラブルになったと言われても仕方ないところはあるかもしれません。

5. 会員が会員登録や登録内容の変更を行ったことにより、又は当社が会員登録を承認しないことにより生じた損害に関し、当社は一切責任を負わないものとします。

【解説】

会員になるかどうかについて、VALUが責任を負わないことが規定されています。

ただ、このような規定が、新しい民法でルール違反となる可能性が高いかもしれません。

今日はここまで

弁護士 杉浦智彦

#VALU #定型約款

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