裁判で使う文章は句読点ではなく、カンマと句点?
日本語の区切りの記号は、句点「。」と読点「、」と言われています。
ただ、旧来的な縦書きではなく、横書きだと、この区切りを維持すべきなのかという話になっていました。
実は、裁判所の判決文などは、すべて、読点ではなく、カンマ「,」なのです。
カンマと◯を使うこの方式を「カンママル」と言ったりもしますが、弁護士も基本的には、この方針で裁判所に出す文章を作成する必要があったりします。
私は実は、手書きも、カンママル派です。横書きだと、読点よりもカンマのほうが区切りをしている感じがするのです。
まあ、これは個人の主観なので、なんとも言えないですが・・・。
なお、この文章の区切り方法のほか、
・フォントの大きさ
・一行の文字数
・一ページごとの行数
・余白
なども、指定されていたりします。
弁護士 杉浦智彦