機密保持契約のひな形は3種類用意しておくのがよい?
秘密保持契約(NDA)のひな形は、三種類用意しておくのがよいと言われています。
具体的には次の3つです
①情報を主に開示する側になる場合のNDA
②情報を主に受領する側になる場合のNDA
③情報を開示・受領をすることになる場合のNDA
デフォルトである③を作成し、
そこから、情報を開示する側になる①は、秘密情報の範囲を広げ、さらに管理方法についても厳格にしていくのが望ましいでしょう。
受領する側になる②だと、管理する秘密は少ないほうがいいですし、さらに秘密の範囲も明確なほうがいいでしょう。管理方法も、自社と同じレベルでよいようにしておくべきでしょう。
以上の観点から、3パターン作っておくのがよいでしょう。
弁護士 杉浦智彦