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「5分で作る」代物弁済契約書

1.契約書は手書きでいい。ノートに書いてもいい。

契約書は、別にワープロでなくても大丈夫です。手持ちのノートをちぎって作ってもよいのです。

特に急ぎで契約書(=証拠)を作る場合は、手書きでもいいですし、手持ちのノートでも良いので、契約書を作れると、本当に強いです

2.借金のカタに物をもらっていくときに作る「代物弁済契約書」はすぐ作成する必要がある

具体例としては、借金のカタに物をもらうときの「代物弁済契約」があります。勝手に人のものを持っていくわけですから、そのままだと窃盗です。

犯罪に該当してしまわないようにするためにも、代物弁済契約は必須なのです。

3.細かいことをガタガタいわない場合は、すぐ作れる

ただ、作る上で、「まだ★円回収してないから・・・」みたいなことを言っていると、書くことが細かくなってしまい、結局すぐ作成するのは困難です。

「お金がないから、これで取れるだけとって、あとは諦めよう」くらいの気概がなければいけません。

4.どうやって作るか

一番シンプルな内容をお伝えします。

「日付」を頭に書いた上で

「債務者は、債権者に対する一切の債権の代物弁済として、以下のものを譲り渡します。

______(商品列挙) 

以上」

その直後に、それぞれの署名をもらう。

これだけ書けばよいのです。

5.結局、いろいろなことを現場で考えていては、作成できるものも作成できません。ギリギリの作業ということを考えて行動するのがよいでしょう。

弁護士 杉浦智彦


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